認定こども園 「どろんこ保育園」様 新築工事
2024年3月 新潟県見附市熱田町に建設していた「認定こども園 見附どろんこ保育園」様を竣工し、お引渡しをさせていただきました。
社会福祉法人どろんこ会 様
にんげん力。育てます。
兄弟姉妹が共に暮らし、
生活・遊び・労働を教えあう。
を、子育て方針とされている社会福祉法人どろんこ会様。
新潟県内はもちろん、東北、関東、西日本から沖縄まで保育施設を運営されています。
南魚沼どろんこ保育園に続き、県内で2園目となるのが、こちらの見附どろんこ保育園様です。
認定こども園 見附どろんこ保育園 概要
異年齢保育・発達支援・地域子育て・就学前教育
令和6年4月に開園予定の「見附どろんこ保育園」。
併設施設として、「発達支援つむぎ 見附ルーム」と地域子育て支援サービス「地域子育て支援ちきんえっぐ」も運営されます。
①異年齢保育
年齢の違いや障害の有無に関係なく、全ての子が頼り合い、ぶつかり合い、教え合い、共に暮らすことで、未来を生き抜いてゆく力の土台を育まれる。
0~5歳児が共に暮らし、頼りたい相手・遊びたい相手・遊びたい場所を子ども自らが選択し、行動できるようにするために“ゾーン保育”を実施されています。
年下の子の面倒を見たり、 年上の子の真似をしてみたり。様々な年齢の子どもたちがともに過ごす。
子どもたちを年齢や障害の有無で部屋を分けず、広い部屋で一緒に過ごすという園の方針に基づき、設計・施工しております。
互いに助け合ったり、時にはぶつかり合ったり。幼い子供たちが過ごす施設ですから、角にぶつかる、戸に挟まるなど、どんな事故がおこるかわかりません。
ですから、部材や設備など、建材の選定時から気を配り、細部までチェックし施工しております。
②発達支援
認可保育園と併設施設の発達支援つむぎの子どもたちは、掲げられた保育方針にそって、共に毎日を過ごします。
もちろん、発達支援の専門士が、つむぎ利用児童一人ひとりの発達状態に応じたきめ細かな支援が行われるそうです。
③地域子育て
また、地域と子育てのつながりも大切に。ママ・パパ・シニアのみなさまにご利用いただける地域子育て支援サービス「地域子育て支援ちきんえっぐ」も運営されます。
親子丼の英訳は“ちきんえっぐ”。地域の親子にどんどん遊びに来て欲しい、そんな思いを込められ、親子丼の英訳から名付けられているそうです。
木のぬくもりを感じ、穏やかな気持ちになっていただけるように。お家のキッチンよりも大きく広いキッチンで、みんなと食べることの楽しみ知っていただけるように。
まるで音符が並ぶように配置したペンダント照明のかわいらしさ。
そんな思いを込めて、設計・施工させていただきました。
たくさんの想いのもとに、幼いお子さまをお預かりする施設としてお子さまはもとより、保護者さまや職員からの使いやすさ、親しみやすさ。
そして、毎日通いたくなるたくさんのワクワクとドキドキも、デザインで表し詰め込んで、新しいこども園が完成いたしました。
建物概要
- 構造 木造 / 階数 地上1階
- 敷地面積 7363.93㎡
- 延床面積 889.22㎡
経験から学ぶ
どろんこの名前の通り、見附の自然を感じながら過ごす毎日は何ものにも代えがたい経験となることでしょう。
園庭を駆け回り、昆虫などの自然の生き物を採取するなどの「自然の中での体験」はもちろん、
園で飼育予定のヤギを世話、畑や田植え、稲刈りといった「労働」を通して、物の性質や身近な事象、生命の尊さ、食の循環に気が付けるように経験の機会を提供される保育園です。
子どもたちが安全に楽しく活動を安全に行えるよう、屋外であっても、細部までも厳しく管理、施工をおこないました。
五感で感じる
園に併設されている給食調理室の一部をガラス張りにし、調理室の様子を見ることができます。食べることは生きることの基本です。いつでも調理の様子を『見る』料理の音を『聴く』、料理の匂いを『感じる』、食べ物を『触る』『食べる』で子どもの五感を育みます。
また、自由に好きな絵本を手に取ることができるよう、玄関前に絵本コーナーを設けています。絵本をたくさん読んで、想像力や感情を豊かに育みます。
遊んだ後も
文字通り、どろんこになって遊んだ後も大丈夫!
屋外には、複数個所に、足も洗えるシャワー付きの外水栓を完備。
また、教室前の長い廊下にも複数の手洗い場を用意しています。
雪遊びで濡れたスノーウェアは乾燥室に。また、楽しく遊ぶべるよう、施設面でのフォローも充実しています。
ギャラリー
お問い合わせ先・所在地
見附どろんこ保育園様
WEBサイト: https://yamanoshitakodomoen.com/
所在地
見附市熱田町字喜多稲場< Google Mapで見る>