私たちが普段何気なく利用している建物。
建物は、そこを利用する方、そこに住まう方を守るという大きな役割を担っています。
これから建築に携わっていく新入社員にとって、建物をつくる上で構造について知ることはとても意味のあることです。
今回の研修では、特に住宅の構造躯体について学ぶべく、
協力業者さんの「テクノランバー新潟」様へお邪魔してきました。
建物の基本となる木を知る
構造に使用するための木材を加工し、金具を取り付けるところを見学しました。
昔は材木そのものが建築現場に届いて、大工さんが一つ一つ加工しながら建てていくことがほとんどでしたが、
今ではこうやって工場の段階で計算された位置に金具が取付けたものを現場で組み立てます。
木材についての説明が始まると、皆真剣なまなざしで話を聞いていました。
こちらの工場では、プレカットは約40年ほど前から始められたそうです。
ご対応を頂いた担当の方は、当社がダイエー建設のころから知って頂いているとのこと。
とてもご縁を感じますね。
私たちの工法について
住宅の工事をする工法はたくさんありますが、今でも最も多く行われている木造在来工法。
この工法の中でも、私たちはプレカットによる金物工法を採用しています。
工場で先に材料の加工を行い、接合部に金物に用いている工法です。
この工法のメリット・デメリットはこちらです。
メリット
・安定した加工品質を保てる
・工期を短縮できる
・コストが安定する
デメリット
・複雑な継手の場合は対応が困難
・木の特性に合わせた加工には向いていない
私たちは、安定した品質で供給していくことと、お客様とお話をした工期通りに工事を進めていくことを
お約束したいので、こちらを採用しております。
木と向き合う
こちらには、大断面構造用集成材を使用した倉庫がありました。
木造でもこれだけのスパンを飛ばした工事ができるんですね。
25年経ったそうですが、まだまだ活躍してくれそうです。
ついワクワクしてしまいました。
」
おまけでこちらの事務所の玄関ホールの床です。
これを見つけた当社新人たちも珍しそうに見ておりました。
テクノランバー新潟の皆様、ご協力を頂きありがとうございました。
今年も、ダイエープロビスへのご協力、そして安心して住むための材料の提供をよろしくお願い致します。